自己破産での注意点、免責審尋の進め方や陳述書(反省文)の書き方で裁判の対策を万全に

自己破産での注意点、免責審尋の進め方や陳述書(反省文)の書き方で裁判の対策を万全に

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2019.01.03

 
 
 
 

 
 
 
 

自己破産の申立てにより所定の手続きを行う過程で免責審尋が行われますが、免責審尋とは一体どのようなことを行うのでしょうか。また、自己破産用の書類を作成し裁判官に提出する上で、陳述書など弁護士に相談した方が良いケースもあります。陳述書(反省文)とはどのようなものなのか、借金問題解決に向けてのハウツーを紹介します。

 
 

免責審尋はどのようなタイミングで行われるのか

 
 

自己破産の申立てを行うと、破産者本人が決められた期日に裁判所へ出頭し、裁判官と面接を行いますが、この行為を免責審尋と呼びます。審尋とは、民事上の手続きにおいて裁判所に対し、自由に意見を述べる機会を当事者や関係者に与えることを指し、免責審尋とは借金の免責許可を目的としています。免責審尋は、破産手続きが決定した後に行われるのが基本で、裁判所が許可すれば免責が下りる仕組みです。
 
 

基本的に、破産手続きの開始決定からおよそ2ヵ月後に行われます。免責審尋は破産者本人が審問の期日に出席する必要がありますが、一部の裁判所では実施していないケースもあり、詳しいことは裁判所に確認するか、管轄内の弁護士に相談するのが得策です。仕事の都合などで予定が合わなくなることがありますが、連絡もなく勝手に休んでしまうと、裁判官の心証が悪くなり免責不許可となる場合があるため注意が必要です。ただし、弁護士に同席してもらうのが基本で、日程調整を伴うことから、一方的に期日を指定されることはありません。
 
 

裁判所には、弁護士と一緒に出頭するよう事前に待ち合わせ場所などを決めておき、裁判所に到着したら整理券を受領します。指定された時刻になると裁判官が入廷し、自己破産に関する質問に答えていきます。免責審尋に要する時間はおよそ10分から30分程度ですが、集団審尋の場合は人数によって時間が前後することもあります。約1週間程度で免責許可が下りるかどうかが決まり、免責決定通知が書面によって届きます。債権者からの抗告がなければ、「免責許可決定の確定」によって免責が決まります。全体の日程感を掴んでおくようにしましょう。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

陳述書ではどのようなことを書くのか

 
 

陳述書は、自己破産の申し立て時に裁判所に提出する書類の一つです。返済に困窮するほどの借金を背負ってしまった経緯や内容などを、裁判官に詳しく伝えることを目的に作成します。一方、反省文は負債状況によっては作成しないケースもありますが、判断に迷う場合は弁護士に相談するのが無難な対応です。陳述書(反省文)とは、自己破産を認めてもらうための手続きの一つであり、虚偽なく記載することが重要なポイントです。反省文は、今までの自分の行為を省みて、これからの生活をどうしていくか、決意をしっかりと記載しておきます。
 
 

陳述書を書くための大筋として、借入れを開始した時期、借入れに至った要因、現在の借金状況などを詳しく記入していきます。借金の期間中、生活環境にどのような変化が起きたのか、借金を返済するためにどのような行動をとっていたかなど、できるだけ詳しく書くことが大切です。借金を返済しきれなくなったことを反省するとともに、今後の生活に向けてどのようにしていきたいのかの決意表明を結びの表現とします。
 
 

申立人本人が作成する陳述書や反省文は、免責許可が下りやすくなるような書き方のポイントがあります。書籍を参考にしたり、弁護士などの専門家に相談して分かりやすい書類を作成するように心がけるようにしましょう。

 
 

自己破産は迷わず弁護士に相談、免責審尋とは何か、陳述書(反省文)とは何かを理解して裁判所に出頭しよう

 
 

免責審尋とは、免責に関する審問を行う期日のことを指し、裁判所内で行うことが分かりました。また、陳述書(反省文)とは借金の詳細を裁判官に詳しく伝えるための書類の一つで、正直に書くのは当然のこと、弁護士に相談することで免責許可の可能性が高くなります。自己破産の申立てを行う際には検討してみてはいかがでしょうか。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

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