ローンの返済方法・元利均等払いとは

ローンの返済方法・元利均等払いとは

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2018.09.22

主に住宅ローンや学資ローンなどで使われることが多い返済方式の1つに元利均等払いというものがあります。この元利均等払いとは一体どの様な返済方式なのか理解しておかないと実際に利用するときに困ってしまうこともあるでしょう。
そこで、元利均等払いとはどういったものなのかや、計算方法、シュミレーションなどを紹介していきます。

元利均等払いとは?

元利均等払いとは一体どの様な返済方式なのかですが、住宅ローンや奨学金などの学資ローンで身近な存在でありながら意外と知らない人が多いのではないでしょうか。
簡単に言えば、毎回の返済額となる元金と利息の合計が返済開始されてから決められた期間まで均等(一定)になるという利息の算出方式となります。似た名前の返済方式に元金均等返済というものがあるので、混同してしまう人も多いです。
元利均等払いは無理のない返済がしやすく一定額のため返済計画が立てやすいという特徴があります。ただし、序盤の返済額においては利息の割合が高くなるため元金の減りが遅くなり、毎月の返済は無理のない形になりますがその分完済までの期間が長くなることになります。

元利均等払いの計算方法

元利均等払い計算式について見ていきましょう。
1ヶ月あたりの元利均等払い 計算方法ですが、以下の計算式で導き出すことになります。
初回の元利均等払い計算式ですが、支払利息にあたる分が借入金額×実質年率÷365日×30日に導き出すことが可能です。元金充当分は月額支払額から当月利息分を引くことで出すことが可能です。借入残高は借入金額+当月利息分-毎月返済額になります。
2回目以降は借入金額ではなく借入残高で計算していくことになります。したがって、借入残高が少しずつ減っていくことになりますので、返済額は一定ですが元金充当分が増えるということになるのです。

具体的な返済シュミレーション

元利均等払い シュミレーションをしてみましょう。
借入金額が30万円で、実質年率が20%、毎月の返済額を25,000円としてシュミレーションします。
計算式に当てはめると、利息の計算は300,000円×0.2(年率20%)÷365日×30日になるので、初回の返済額の25,000円の利息分の支払いは4,931円になります。したがって、元金充当分は25,000円から4,931円を引いた20,069円です。初回の返済をした時点で、借入残高は300,000円から20,069円を引くので279,931円となります。

2回目の返済時は、279,931円×0.2(年率20%)÷365日×30日で利息を出す形となり、2回目の返済額の25,000円の利息分の支払いは4,601円になります。したがって、元金充当分は25,000円から4,601円を引いた20,399円です。2回目の返済をした時点で借入残高は259,352円となることがわかるでしょう。

このように、毎月25,000円の支払いを続けていくと13回目の返済完了時に借入残高が11,755円と毎月の支払額である25,000円を割ることになるので、14回目の支払いは11,755円のみとなり14回の支払いで30万円の完済という形になります。
この借入金額が30万円で、実質年率が20%、毎月の返済額を25,000円のシュミレーションの場合、14回目で完済することになりますが、合計利息支払い額は36,755円となりますので、完済までに支払う総額は336,755円です。

元利均等払いのメリットは?

借金の返済方法の1つである元利均等払いですが、元利均等払いを選ぶメリットはどこにあるのでしょうか。
まず、元利均等払いは元金均等返済と違って初回から毎月の支払額は一定なのが最大の特徴です。元金均等返済の場合、返済の序盤は元利均等払いよりも支払額が多くなるのでキツくなります。しかし、基本的に総返済額は元金均等返済の方が少ないのです。
となると、元金均等返済の方がお得ということになりますが、変動金利等の場合は金利が高くなり支払額が増えてしまうこともあるのです。
また、元利均等払いが主に利用されるのは住宅ローンや学資ローンなど、ある程度長期的な支払いが必要なものであるということに注目する必要があります。例えば住宅ローンの場合、単身者ではなく夫婦やファミリーで購入するというケースが多くなります。その場合、返済当初は共働きだったが子供が生まれて育児のために夫婦のどちらかが仕事を辞めてしまうということもあるでしょうし、教育費の事も考えなければなりません。
どちらのほうが良いということではなく、それぞれの状況や将来のライフスタイルの変化などを含めて決めていくということが大切になってくるのです。

元利均等払いは返済計画が立てやすい

元利均等払いとは毎月の支払額が一定な借金の返済方法で、住宅ローンや学資ローンなどでよく使われる返済方法です。
毎月の支払額は一定なため、返済序盤はなかなか元金が減りにくいという特徴がありますが、支払額が変わらず返済計画は立てやすいというメリットがあります。
将来のライフスタイルの変化などを考えた場合、毎月の返済額が少なめなため無難な返済方法と言えるでしょう。

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