借金返済の自転車操業から抜け出す方法とは

借金返済の自転車操業から抜け出す方法とは

115view

2018.09.21

今月ピンチだ…家計の足りない部分を借金で補うこともあるでしょう。しかし、いつの間にか自転車操業になっていた、というケースがあります。借金返済のために借金をしてしまう、そんな悪循環に陥ってしまう人は少なくありません。
ここでは、そんな借金返済の自転車操業状態から脱出するための方法を、わかりやすく説明していきます。

自転車操業になりやすいパターン

一番多いのが、クレジットカードなどによるキャッシングです。カードローンは利用用途を尋ねられることがなく、インターネットから簡単に申し込みをすることができます。ローン会社に出向いて担当者と話をして融資をしてもらうという必要がないため、借金のハードルが非常に低いのが特徴です。さらに、カードでATMから簡単に現金を引き出すことができます。そうなると、歯止めが利かなくなることがあります。

「ほんの少しだけ…」という気持ちが何度も重なり、気が付けば限度額まで借り入れをしており、その借金返済のために新たなカードを作って返済するようになります。返済日には、別のカードからキャッシングして支払う…これが自転車操業の始まりです。

最低返済額を入金すれば、永遠に借り続けることができる

自転車操業の罠は、定められた最低返済額を振り込みさえすれば、元金を全額返済しなくても永遠に借り続けることができるという部分です。多額の借金をしていても、ブラックリストに名前が載ることはありません。まとまった収入があれば、新たなカードを作成することも不可能ではなく、その結果、新たに借り続けてしまうというパターンに陥ってしまうのです。

借金返済の自転車操業を止めるためには?

自転車操業をやめ、借金地獄から抜け出したいというなら、まず新たな借金をやめる必要があります。しかし、現状では家計が苦しく、借金しないとやっていけないという場合もあるでしょう。そういう場合にはどうすればよいのでしょうか?
その場合には、「債務整理」をお勧めします。債務整理をすれば新たな借金ができなくなり、完済に向けて前向きに動けるようになります。

債務整理とは

債務整理とは、合法的に借金問題を解決するための方法です。多重債務で自転車操業になっているという人には、特にお勧めの解決法です。ここからは、債務整理を行うことで自転車操業状態から脱出する方法について、わかりやすく説明していきましょう。

債務整理でできること:任意整理

債務整理の第一段階にあるのが「任意整理」です。任意整理とは、借金の内訳をすべて洗い出し、債権者と交渉をし無理のない返済計画を立てるという作業になります。複数の金融業者から借金をしている自転車操業状態の人の中には、もはやどこからいくら借り入れしているか分からない、ということがよくあります。その部分を債権者に問い合わせて、明確にします。
さらに、請求されるがままに返済しており、法定利息を超える額を払っているというケースもあります。任意整理を行うことで、払い過ぎた利息が発覚することがあります。その場合、過払い金請求をすることができ、その分を返済に充てることができます。
また、任意整理では、債権者との話し合いにより、利息の免除及び返済額の減額などの交渉をします。その結果、月々の返済額が低くなり、家計の負担が軽くすることができます。

債務整理でできること:個人再生

借金額が非常に大きい場合には、個人再生をする方法もあります。個人再生では、大幅に借金を減額することが可能です。最高で借金の5分の1まで減額し、それを3年から5年で返すことになります。
さらに、個人再生では資産を保持したまま、債務整理をすることが可能です。つまり、自宅や自家用車などを手放さずに、借金額だけが減るということになります。個人再生をするには返済できるだけの収入があるのが条件ですが、自己破産をしたくない、適用されないという人にとっては魅力があるかもしれません。

債務整理でできること:自己破産

借金返済で自転車操業状態に陥っており、返済のめどが立たないという場合には、自己破産という手もあります。自己破産をすることにより、すべての債務から解放されることになります。ただし、資産がある場合には没収され競売にかけられて、返済にあてられることになります。
また、もし連帯保証人が要る場合には、自己破産するとその人に借金返済の義務が生じます。ですので、もし保証人が要るという場合は、よく考えたほうがよいでしょう。

債務整理のデメリットはあるの?

借金地獄から脱出して家計を立て直すために、債務整理は非常に有効な方法です。しかし、デメリットがゼロというわけではありません。債務整理をすると、一定期間信用情報に名前が記載されます。これは、通称「ブラックリスト」と呼ばれるものです。ここに氏名が記載されると、一定期間、新たな借り入れができなくなったり、一部の職業に制限が掛かったりするという事態が生じます。ですので、債務整理をする際にはデメリットに関してもよく理解しておく必要があります。

借金返済は早めの行動が大切

自転車操業状態になっているなら、一刻も早く手を打つのが賢明です。月々最低返済額のみを返す状態では、いつまでも借金返済から脱出することはできません。借金生活で苦しい日々を送っていると、精神的に追い詰められてしまうこともあるでしょう。しかし、借金問題は合法的に解決することができます。ですので、まずは専門家に相談してみることをお勧めします。

このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪

みんなに役立つ情報をお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

おすすめ法律事務所を探す

あわせて読みたい関連コラム

掲載中のコラムを見る